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2014年7月20日

「ディアンシー破壊の繭」を見てきたので感想

まず言わせて欲しい。


ディアンシー貰えるなんて聞いてねえ。


なんも知らず会場行ったから当然DSなんて持ってきておらず
ディアンシーの受け取りできませんでした。
ふざけんなよ。

これについては半券で後日受け取りのみ行えるか映画館に交渉を致します。
無理やったら最悪もう一回見に行く事になるだろう。


さて本題の「ディアンシー破壊の繭」ですが

結論から言うと

意外と面白かった。

全体的に無駄なシーンがあんまりなくて
凄くテンポが良いように感じた。物語の展開が早く、見ていて飽きない
バトルの演出も派手で登場人物のキャラが皆立ってて、
これまでポケモン映画の不振の原因であった
パッとしない感」はまるで感じられなかった。
昨年のゲノセクトから良くここまで軌道修正をしたものだと思う。

おそらくここ5年では最も高評価を得るだろう。

しかしながら注意すべき点もある。
それは、
ミュウツーの逆襲のような世界観・メッセージ性はまるで皆無だということである。

そういうの期待して見に行くとまあ間違いなく失望するだろう。
一つ言わせてもらうが、

ポケモン映画が哲学を語ることは
恐らく二度とない。

かつてのミュウツーの逆襲にて、脚本を手掛けたのは
首藤剛志氏という人物であるが、彼はそれ以降ポケモン映画からは手を引いており
2010年には死没している。

我々ミュウツー世代(1987~1992年生まれ辺りの人たち)はどうしてもあのころのような
深くシリアスな内容を期待してしまうが、もう諦めるべきなのだ。

ポケモン映画は今後、
王道的で、子供向けで、商業的な路線を歩む。

そう、だからこそ期待をすべきでない。
あくまで純粋な心で作られたストーリーを楽しめばいい。
俺は全く期待せずに見たからこそとても楽しく感じることができた。

せっかく1800円払って見る映画なのだ、
楽しい気持ちになれなくては損するだけである。。